7/30/2007

史上最強のヴィシソワーズ

 自分史的にね。

 昔赤坂のTBS会館の地下に、「シド」というフランス料理屋があった。

その世界では著名な志度藤雄氏の店で、ハレの日に、両親がもしくは祖母がつれて行ってくれた。
 まだ子供だったけど、礼儀作法にうるさかった親のおかげでおすまししていたらしい。一流店はちゃんと一流の接客をしてくれた。

 そこで ある日 暖かいスープしか知らなかった私が
冷たいスープに衝撃的な出会いをする。

 「ヴィシソワーズというんだよ」

 と父が教えてくれた。


 時過ぎてたま~にならグランメゾンに行ける様になったけれど、
あのときのきらめき(多分に美化されていると思うが)を超えるものには出会えてない。


だいたい「手間がかかる割には見栄えがしなくて高い値段がとれない」と
コンソメをメニューから外す店が多い中、スープの類自体を見かけない。
私の願いはあまりにもはかないのぅ・・。

 あーシドのヴィシソワーズ・・・。


 湿度の高い日が続くと、記憶が追い求めるのだ。



 あと文京区の春日にあった鳳月堂のみたらし団子の味もここ15年の課題。


  


 

7/16/2007

Salle à manger de HIsashi WAKISAKA (サラマンジェ ド イザシ ワキサカ)



久々の大ヒット。
コンコンブルやル・クープシュー、ミラヴィル、ダルマットやいいところだとマノアールダスティン
が好きなKMです。
 こんな感性のワタシ。ぴったり来るお店でした。久しぶりに感激した。

貧乏人のパテ
ブーダンノワール×2皿
もう一皿(フランス語だったから忘れた)
フォアグラ×2人前
イサキ×2人前
シュークルート
フロマージュ6種。

デセール5皿。

ワイン2本。

4人で食べ過ぎだって・・。

 写真はお店の人の許可をいただいてから撮影したものです。
〆てお一人あたり諭吉お一人様ぐらい(と思う。)

 内装も落ち着いていて客層もよく、サービスも必要にして十分。あの席を2人でまわしてこそのこの値段だから、こちらも声をかけるタイミングなんかは配慮しないと。

 メニュー端から端まで制覇したくなったな。

 シェフの人柄か、日本向けの手加減をしませんをうたいつつ、味に過剰な押し付けが感じられない。だからまた来訪したくなります。

Salle à manger de HIsashi WAKISAKA (サラマンジェ ド イザシ ワキサカ)

7/04/2007

ほたる

 友達の家の猫は、床暖房のパネルが切り替わると、そのつどあったかい場所に移動して腹ばい大の字になる。かわいい。だからわざと切り替えたりする。

 人間も猫も変わんないなーって思う。
好きなことをしたがるし、好きなところに行きたがる。
甘い水があれば、そっちに行く。ほたると同じ。

 社会的な制約や倫理観や様々なしがらみがあって、
毎日勝手にはできないけれど
大きな目でみると、大体そうだ。

 命令したり、怒ったりする事に何の効果もない。一時的に言う事を訊かせたって、いやな事は長い事はできないんだもの。
  理屈や正義を持ち出して説教したって、何の意味もない。
 「従わされた」っていう気持ちが少しずつ溜まる。

 何かをしてほしければ、したくなるような気にさせる。

 こういうことが出来る人って大人だと思うんだよね。
 なかなかうまくいかないけれど、そうでありたいなと思う。 
 
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